2022年 最優秀3歳牡馬争いの行方
歴史的に見てもハイレベルだろう今年の3歳牡馬。
今年出走するレースもそろそろ残り1戦か2戦でしょうから、2022年の戦績をちょっと整理しておこうと思います。
◎イクイノックス
3戦1勝
G1 天皇賞(秋)優勝
出走レース全てG1、全レース連対、皐月賞、ダービー2着
見解 クラシックの連対2回、古馬撃破のG1制覇など、強さはナンバー1。現時点の実績は1歩リード。今年は残り1戦、ジャパンカップか有馬記念に出るはずなので、そこで勝てば文句なしで選出だろう。
◯アスクビクターモア
6戦3勝
G1 菊花賞優勝
G2 弥生賞デ記念優勝
クラシック皆勤、皐月賞5着、ダービー3着
見解 勝利数、重賞勝ち数、クラシック皆勤など、年間通じてコンスタントに強さを見せたほぼ唯一の馬。今年は有馬記念に出るはずなので、そこでイクイノックスに勝って優勝すれば文句なしで選出だろう。
選出ライン G1を2勝、もしくは有馬記念の直接対決で全ライバル3歳馬に先着
▲ドウデュース
5戦1勝
G1 ダービー優勝
皐月賞3着、海外遠征
見解 海外遠征で見せ場なし。ダービー馬だが、選出のためには出走予定のジャパンカップで勝ちが欲しい。
△ダノンスコーピオン
4戦2勝
G1 NHKマイルカップ優勝
G3 アーリントンカップ優勝
マイラー路線のためクラシック出走なしなのは大きなハンデ。秋はマイルチャンピオンシップ、香港マイルのG1レース2つに出走予定。どちらか1つでも勝てば今年G1を2勝、重賞3勝となるため有力となるし、2つとも勝てばかなり選出に近くなる。
△ジオグリフ
4戦1勝
G1 皐月賞優勝
共同通信杯2着
見解 皐月賞優勝以外の特筆すべき成果が薄い。ジャパンカップ、有馬記念の出走可能性は低いと思うので、巻き返しは難しそう。
△キラーアビリティ
2戦0勝
見解 アルゼンチン共和国杯出走予定なので、勝てばジャパンカップに出走するだろう。もしアルゼンチンとジャパンカップを連勝すれば、G1含む今年重賞2勝となり有力候補に。
個人的にはイクイノックスに有馬記念に出ていただいて、イクイノックスとアスクビクターモアで、最優秀3歳牡馬を賭けた直接対決を見せて欲しいです。
推しのアスクビクターモアの最優秀3歳牡馬選出、そしてぬいぐるみ化権利を勝ち取るためにも、有馬記念はぜひビクターくんに勝って欲しいと思ってます!
プロジェクトストーリー 中央競馬ピーアール・センター
イクイノックスは強敵ですし、ビクターくんにとっては唯一に近い、1度も先着したことのないライバル
仮に有馬記念で優勝できなかったとしても、ぜひイクノには先着して欲しいですね。