研究者って自称ギタリストと何が違うの?

クソ田舎助教から、政令指定都市に逃亡しました

菊花賞、席ゲット!

キャンセル分の売り出しで席取れました!
入場券で500円、スマートシートで800円と思うと席あった方が絶対安心です。
1コーナーの前あたりなのであまりいい席ではないけど、疲れた時に行き場所があって、最悪でもそこでレース見れるというのは助かります。
アスクビクターモアがG1馬になるところをちゃんと見てきます!

秋華賞!

秋華賞

発走直後のスターズオンアースの出遅れ驚きましたね。
東京コースならまだしも、阪神内回りでこの位置取りって、ええ、これもうダメなんじゃない?という悲壮な気持ちになりました。
それでも馬群の中を割っての追い込み、本当に見事でした!
ちゃんとゲート出ていい位置につけていれば、あの脚なら三冠取れていたと思います。
阪神JFでの出遅れから、内に進路とってのナミュールの追い込みを思い出しました。
あれもクリスチャン・デムーロが見事な騎乗してましたし、今回のルメール騎手の騎乗も本当に見事でした。


三冠取れなかったのは本当に残念だし、ルメール騎手も好騎乗だったけど、ルメールさん今夜眠れないだろうな…

馬券

予想としてはスターズオンアース、スタニングローズ、ナミュール、アートハウスの4頭が4強で、順当ならここで決まるだろうと思ってました。
しかし3歳牝馬戦、しかも適正を問われる阪神内回りなので、順当にもいかないだろうとも思ってました。
4強をケアすると3連系はオッズが低過ぎるし、伏兵を抑えるにしても絡む伏兵は読み切れないだろうと考えました。



最終的に、4強のうち2頭は必ず馬券に絡むと読んで、4強のワイドで勝負する結論となりました。
しかし4強のボックスなら6通りになるところ、オッズ的には3点しか買えません。
なので4強のうち1頭を切る必要が出てきました。




春二冠馬の三冠目の成績は6-1-2-1で、馬券外は4着の1度だけ、と思うとスターズオンアースは故障開けでも絶対外せない。
中山2000重賞勝ち、先行脚質のスタニングローズは適正と脚質から有利なのも間違いない。
アートハウスは忘れな草賞阪神2000勝ちがあるのと、ローズステークスで強い勝ち方をしているので適正は見せているもの、春クラシックでの結果が足りないのと、レース間隔がつまるとよくないとのことで悩み。
ナミュールは強さはものすごく理解しているのだけど、ムラっけがあって飛ぶやすいキャラクターなのと、小回り経験がないので適正を判断できないこと、さらに横山武史騎手の阪神成績に疑問を感じました。



なので、アートハウスを切るかナミュールを切るかでギリギリまで悩みました。
パドックも見て、パドックで1番見劣りするのもアートハウスと思いました。
しかしやはり、桜花賞で飛んだイメージと、阪神内回り適正を考えて、さらにオッズ的にもナミュールを入れた方が配当が下がることから、ギリギリでナミュール切りを判断しました。
それで、
スターズオンアースとスタニングローズ、
スターズオンアースとアートハウス、
スタニングローズとアートハウス、
という3点のワイドをそれぞれ1000円前後、
誰がきても1500円ほど儲けが出るように調整して計3300円買いました。

結果は裏目
アートハウスを切っていたら3点のワイドが全的中で、大きくプラスにできたところ、ナミュール切りだったのでワイド1点のみの当たりでした。
直前でかなりオッズが下がって3.2倍まで減っていたので、13枚購入の配当が4160円でした。
購入資金が3300円なので、秋華賞は860円のプラスでした。
プラスではありましたが、最後の判断を間違えたことから、かなり後悔は残りました。


オジュウチョウサン

そして東京9レースの東京ハイジャンプを買ってました。
オジュウチョウサンとホッコーメヴィウスのワイド500円。
ホッコーメヴィウスは2着でしたが、オジュウチョウサンは400mからやる気をなくして歩き出したし、心配になりました。


これで500円マイナスなので、今日の収支はわずか360円ってことになります。
一応プラスなんで、ヨシ!!


府中牝馬ステークス

しかしですよ。
ソダシが出るから府中牝馬ステークス、買う気なかったのにわりと買ってしまいました。
ソダシは距離が不安だけど、札幌記念掲示板確保できたので、このメンバーで馬券内はまず外さないだろうと読みました。
しかし距離が長い分、ギリギリで差されての2着や3着はあるだろう、と考えていたのでソダシの2着は想定通りでした。
概ね他の馬も想定通りでした。
しかしイズジョーノキセキは抑えられなかった…
岩田パパ好騎乗やんか…


ソダシのレース、ソダシの順位は大体正確に見てるのに、相手が抑えられなくて勝てないレースが多い…
札幌記念はパンサラッサ本命で取れたけど、ヴィクトリアマイルはソダシの勝ちは想定してたのにレイパパレにより本当に悔しい結果になってます。
今回も、牝馬戦なので無理する必要本当なくて、ソダシの複勝だけでよかったのに。
寝られないほど悔しい判断ミスでした。


このレースで2500円失ってたので、今週のレースは府中牝馬ステークス東京ハイジャンプで3000円のマイナス
秋華賞で860円のプラス
計2140円のマイナスという結果でした。



来週は菊花賞
現地観戦を考えてて、最推しの、大好きなアスクビクターモアが出るので、馬券の勝負というよりひたすらビクターを応援する買い方をしようと思います!

菊花賞指定席落選… そして出資馬の近況

菊花賞、指定席申し込んでたけど、落選しました
大好きなアスクビクターモアに会いたかったんだけども。
入場券で行くかはもう少し考えます。


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そして僕の出資馬、ミズペンバリー21くん
先日、初期馴致を始めるために吉澤ステーブルに移動した、という報告がありましたが、今週から順調に人を乗せているそうです。
おおー、めでたい!

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体は小さいという話でしたが、366 kg だそうで、やっぱり小さいのは確かですね。
この4か月半ほどで50kgほどは大きくなったんですね。
でもすでにメロディーレーンよりは大きいわけで、まあなんとかなるでしょう!

血統もよくて、体型もいいという話ですし、長距離向きのようなのでそんなに心配はいらないかな。
ちゃんと大きくなってますし、今後も順調に育ってほしいですねえ。
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出資馬、ついに初期馴致開始。あと京都大賞典

出資馬の情報

僕の唯一の出資馬、ミスペンバリーの2021
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体が小さくてなかなかトレーニングに進めない、という感じの経過だったので心配していましたが、9月末に吉澤ステーブルに移動したそうです。
これからついに初期馴致が始まるようです。
初めて人を乗せるんだね…
人は怖くないから、しっかり慣れて言うこと聞くんだよ。
きっと長距離で活躍するのだと思うし、最初に怖い思いをすることなく順調に進んでくれたら、と願うばかりです。


動画も更新されてましたが、随分しっかりと大きくなって嬉しくなりました!
トモの筋肉はまだ少ない気がするし、後肢の踏み込みも弱そうですが、これからしっかりトレーニングを積んで立派に育ってくれたらなと思います。
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今週の重賞

さて今週の競馬
重賞は3つありますが、2歳馬のキャリア2戦目のサウジアラビアロイヤルカップ、少頭数で実力馬が揃い誰でも馬券に絡み得る毎日王冠は正直勝とうと思って買うレースではないです。
京都大賞典だけボッケリーニという盤石な軸馬がいて、おそらく絡まないアリストテレスがそこそこ人気するというレースになるので、これだけが厚く買えそうなレースと見ました。

サウジアラビアロイヤルカップ

さてサウジアラビアロイヤルカップ
POGでエゾダイモンを指名しているのですが、その新馬戦で圧勝したノッキングポイントが走ります。
2歳馬のキャリア2走目のようなレースなので、正直ほとんど予想らしい予想は無理。
買う必要もないレースなんだけど、結局少しだけ買いました。
ポイントはノッキングポイントを信じるか信じないか?

買い方

1、ノッキングポイントの単勝だけ買う
2、ノッキングポイント以外の単勝を全部買う
3、宝くじ感覚で3連単を少しだけ買う
の3通りの買い方があるかなー、と思ったけど、2番人気のドルチェモアのオッズが下がってきてしまって2の勝負は不可能に。
かと言ってノッキングポイント単勝は美味しくない。
結局、今後ノッキングポイントが本当の怪物級だった時にここで買ってたほうが少しだけ今後に愛着が増すだろう、という考えからノッキングポイント頭の3連単を600円だけ買うことにしました。

結果

しかしノッキングポイント4着だったので空振り。
そんなに信じてはなかったけど、ノッキングポイントやっぱりか、という感じでしたね。
1戦すごい着差つけただけで過大評価してはいけないですね。
しかしドルチェモアは強かった!
ノッキングポイントも末脚はそこそこ見栄えがあったので、今後も重賞級では期待はしていいのかな、と思いました。


毎日王冠

で、毎日王冠
あんま買う気なかったので、ここも宝くじ感覚の3連単600円だけ購入。
人気順見ずに過去成績だけ見て買ったので、ジャスティンカフェを全く評価せず、ポタジェを高評価してました。
レイパパレは切れたけど、ジャスティンカフェかあ、しかも3番人気だったのか、と後で見て思ってました。
過剰に人気順見ても無意味だけど、人気してる馬はある程度精査しないといけないですね。
まあ勝つ気なら、だけど。

京都大賞典

ここまで1200円のマイナスを作って本番京都大賞典

予想

ボッケリーニは力が抜けてるし、調教もいいので信頼の軸。
ヴァラアズールは2番手評価にしてたけど、やけに周囲の評価が高いのでもうひとつの軸にする。
ヒンドゥタイム、ウィンマイティーマイネルファンロンが2番手グループ。
ほぼここまでの5頭でいいかなと思った。


一応抑えるヒモ。
ディアマンミノルはヒモ。
馬場が稍重なので、買う気なかったけどユニコーンライオンをヒモに加える。
アリストテレスとアイアンバローズも切る気だったけど、わりと評価してる人がいるので一応ヒモには抑える。
これで買い目膨らんで3連複37点。
こんなに抑えても1番人気のオッズが30倍程度つくのが恐ろしい。
なんで今回こんなにオッズつくの?
美味しいレースですわ。
土日の1200円マイナスを取り返してさらにもう少しプラスがつくように買い目調整して計5500円の勝負。

結果

結果は堅い堅いど本命決着。
ボッケリーニは2着はあるかと思ってたけど2着。
しかししっかり2着に入ってくれるのが偉い。
勝ったのは周囲の評価がかなり高かった2番人気ヴェラアズールでしたね。
しかしその3連複が30倍ついていて、3枚買っていたので9000円の配当。
トータル5500円買ってたのでこのレースでは3500円の儲け。
土日のマイナス1200円を含めても今週2300円の儲けとなりました。



ボッケリーニは日経賞目黒記念、そして今回の京都大賞典と、出走3回で3回とも馬券取らせてもらってます。
馬券に絡む走りをしてるのはもちろんのこと、評価に違わぬ走りをしっかり見せてくれてるということで、立派な馬だなあと思いましたね。
これからもよろしくお願いしますボッケリーニ。


それにしてもヴェラアズール。
ダートから芝に来てこの強さはすごい。
阪神2400はなかなか特殊なコースだからどこに繋げるか難しいけど、やはりジャパンカップになるのかな?
とりあえず権利取れたから天皇賞は出るんだろうけども。


ダートと言えば東京12レースでデシエルトがダートに復帰してレコード勝ちしてたのもすごいレースでした。
クラシックでは結果出せなかったけど、ダートなら大成しそうな予感。
チャンピオンズカップとか出れたらいいけども、まずは重賞かな!
楽しみですね。

凱旋門賞お疲れ様

凱旋門賞でしたね。
日本馬は勝てないとか、馬場が違うからとか、コースが違いすぎるから挑戦する意味ないとか、色々言う人もいますけど、やっぱりしばらく前からワクワクして、楽しみにしていました。


スプリンターズステークス

でもその前に昼のスプリンターズステークス
これは難解でした。
いくら悩んでもわからない…
先週のオールカマーでも内外の極端なトラックバイアスでひどい結果になってたのがどうも引っかかる。
今週の土曜の中山の結果も、人気順からするとバラバラと言っていい結果が多発。
内前が有利なバイアスは残っているけど、外からもノーチャンスというわけではなくなっている馬場。
内前というだけで信頼はしきれない、しかし外は外で割引。
これは、また荒れるなあ、というのが第一印象。


予想

実力で言えばメイケイエールがトップだし、誰が勝つのを見たいかと言われてもメイケイエールなんだけど、セントウルで強過ぎたのと、枠が少し外なのが少し気になり。
順調な時ほどやらかすものだからね。



2番手前評判はナムラクレアだけど、不利があったわりには前走好走とは言え、突き抜ける強さを見せたわけではない。
3歳牝馬はムラがあるから、飛ぶのは普通にあるな、と思って信頼できず。


次はナランフレグを評価したけど、外回しじゃ届かないだろうし、内をうまく捌けないと勝つまではいかないんやろな、つまり展開に左右されそう。
実力があるから展開次第では、という感じ。


次はタイセイビジョンだけど、確証は別にない。
シュネルマイスターは外すぎる上に初の短距離だから実際は厳しかろう。
ウインマーベルもええみたいね。
という感じでやってくと、16頭中11頭に印が回る感じになり。
もうここまでくると、何が起きてもおかしくないんだよなー



3連複で抑えていくと買い目が膨らみすぎる上に、これでもすり抜けそうな予感がプンプン。
1番広く抑えられそうな枠連を中心に考えると、トリガミないように買えば総額が膨らんだ上に、やっぱりすり抜けそうな予感。
こうなるとメイケイエールの複勝一点勝負を考えたけど、オッズ低すぎなのよね。
というわけで、実質勝負は放棄することになりました。
これは当てようと思って買うレースじゃない。



一応ちょっとだけは買いたいから、メイケイエール関係のワイドを500円だけ買うことにしました。
直前にひとつ買い足して結局600円になっちゃったけど。


結果

で、メイケイエール飛んだし空振り。
事前に色々考えてた買い目は、もし買ってたとしてもどれも当たってなかった。
結局勝負から降りて正解だった感じです。
メイケイエールが負けすぎなのは心配ですね。
あとナランフレグはよく頑張ったと思う!
ジャンダルムは普通に切ってました…



凱旋門賞

で600円のマイナスを抱え、今日の本番凱旋門賞へ!


とりあえず日本馬を応援!
タイトルホルダーとドウデュースの単勝だけ買おう、と思ったら似た人多そうでオッズ安すぎ…
これだと勝っても馬券的な喜びは薄い…
ということで馬連ボックスにしました。

予想

血統的に1発あるんじゃないかと思わせるタイトルホルダー。
我がアスクビクターモアの生涯のライバル、ドウデュース。
ここは必ず踏まえる。
ディープボンドは好きだけど、タイトルホルダーを上回ることはあり得ないから買えない。
ステイフーリッシュは日本で実績足りないし、うーんという感じで結局買わず。



外国馬は、肘打ちで騎乗停止だけど1日のマジックで乗れるようになったスミヨンが絡みそうな予感がしてまずヴァデニを抑える。
大体そんなトラブルあった人って絡むものじゃん。
次に昨年のチャンピオン、トルカータータッソがいい感じで来てたし今回も重馬場なので抑える。
そして凱旋門賞牝馬、そしてG1を5連勝中のアルピニスタ。


ここまででいいかな、と思ったけど、ルクセンブルクが海外じゃ1番人気らしいと聞いて一応抑えとくか、となった。
計6頭の馬連ボックス、15点。
トリガミになる買い目5点を2枚ずつ買って計2000円の勝負。


結果

タイトルホルダーはよく頑張っだけど、さすが世界の壁は高いな、という感じでした。
馬券は当たって、スプリンターズステークスのマイナスも取り返して1日トータルプラスで終わりましたが、日本馬の惨敗っぷりを見ると、当たって嬉しいという感じはあんましなかったです。



タイトルホルダーは日本では圧倒的だったけど、ひとつ思うのは、エフフォーリアが調子を崩してなくて全盛期の力があったとしても、宝塚記念でタイトルホルダーはエフフォーリアに勝てたんだろうか、という点。
今の日本馬、強く見えるけど、能力全開に発揮している全盛期の馬同士のライバル対決というのは、今年はほぼない気がしている。
昨年のコントレイルとエフフォーリアの対決とか、一昨年のアーモンドアイとコントレイルとデアリングタクトの対決とか、本当にどっちが勝つんだ?みたいなのがない。
調子いいなら強いけど、調子悪くて負けた、とか、トラックバイアスを覆せなかった、とかそんなので有力馬が勝ち負けしてるだけに見える。



思えばロンシャンの重馬場が合わない、という話は結局、国内でもトラックバイアスを覆せない、って話と繋がっているような気もする。
トラックバイアスがあろうが大外だろうが気にせず圧倒的な能力を発揮できる、それこそディープインパクトオルフェーヴルのような馬しか、結局は凱旋門賞では勝てないのだろう。
10年に1頭は出てくるのだから、またそんな馬が現れた時に勝てるように挑戦して欲しいなと思います。


それにしても勝ち馬のアルピニスタ。



前足の繋ぎがすごく短くて立っている!
馬場を問わないオールラウンダーと言われてたけど、ダート馬かと思うような立ち繋ぎは、やっぱり考えるものがある。
ドロドロのロンシャンを物ともせず走るにはダート適正があるといい、なんて言われることもあるけど、アルピニスタの繋ぎを見るとあながち的外れでもない気がしてきた。



ディープインパクトくらいの圧倒的な能力があって、長距離もこなせる適性があった上に、こんな繋ぎをしている重馬場巧者が現れた時に勝てるのかもしれないね。



ヒートオンビートやイクイノックスも立ち気味だけど、アルピニスタほどじゃないのよね。
ドゥラメンテが行っていたらいい勝負したのかもなー

【オールカマー】ジェラルディーナついに重賞初制覇!!

今年のオールカマーはかなりメンバーも揃ってなかなか面白そうなレース、という印象でしたが、終わってみればかなり荒れましたね
ちゃんと予想して当てるのは難しかったと思います
しかし僕は今回、狙ったわけではなかったんですが、勝ててしまいました
その経緯を簡単に書いておきますね


僕の評価としてはデアリングタクトとヴェルトライゼンデの2頭の実力が抜けてて、ソーヴァリアントもほとんどそれに迫る実力
しかし4番手から10番手まではそれぞれ魅力があって、いずれも馬券に絡み得るも、力の差はほぼない
つまり、上3頭が抜けてて、その中の誰かがもし外れたらヒモは誰でも絡み得る、そんな感じのかなり厄介なレースと見ていました


上3頭の力を信じるならデアリングタクトとヴェルトライゼンデのワイドを一点勝負で厚く買う、それ以外の馬券は不要、まずはそんな考えでした
しかし、セントライト記念に続き、今回も人気3頭が馬券内独占なんて怪しくない?という気持ちでモヤモヤ
じゃああり得るの全部買うか、となると30点近く買わなきゃいけないし、それで結局上位人気で決まればリターン出すのは難しそう…
というモヤモヤを抱えて2、3日悩む
しかし結局いい買い目は見つからず

じゃあ、初志貫徹でデアリングタクトとヴェルトライゼンデの一点勝負でいいか、という結論になった
とは言え、ソーヴァリアント絡みも抑えたくて、どちらかが仮に飛んだとして、ソーヴァリアント入れてペイする買い目、ということで馬連も買うことにした
結局、デアリングタクトとヴェルトライゼンデのワイド2000円
ヴェルトライゼンデとソーヴァリアントの馬連を400円
計2400円で勝負することにした


しかしよ
実は僕はジェラルディーナをずっと応援してたのだ
実は12月のチャレンジカップでジェラルディーナがソーヴァリアントに負けたあの日、阪神競馬場に見に行ってたのだ
しかもあの日は妹のマリーナドンナのデビュー日
妹がメイクデビューを果たしたあとメインでは姉ジェラルディーナが重賞を走る、そんな素敵な日だった
結果は2人とも4着だったけどね
そもそも、その母ジェンティルドンナも、僕が結婚して新婚の時に初めて妻と2人でウィンズに有馬記念買いに行った時に勝った馬で、思い出の馬なのよ
まあ妻とウィンズ行ったのはあれが最初で最後だが
そんなわけであのチャレンジカップ以来、応援しているが故に毎回ジェラルディーナの馬券は買っていたのだ


また、ヴィクトリアマイルで応援してるソダシが勝ったのにレイパパレが飛んで馬券取れなかったあの日、なんかすごいモヤモヤして、ソダシが勝ったのは嬉しいのに、馬券の判断ミスの方が大きく頭を占めてすごく気持ち悪くなってしまった
あの日、応援してる馬が勝った時に心底喜ぶには馬券を取らなきゃいけないことを強く強く心に刻んで学んでいた

もし今日、ずっと待ち望んでいた重賞初制覇をジェラルディーナが成し遂げたら?
この買い方で喜べる?
ジェラルディーナの単勝20倍ちょい
300円で十分ペイする
そこで、本当に勝つとは思ってなかったけど、もしジェラルディーナが今日成し遂げた時に本当に心からその勝利を喜ぶために、ジェラルディーナの単勝300円を時間ぎりぎりで買い足した


計2700円の勝負
レースはデアリングタクトにどうしても目がいく
えらく後ろだな、届くのか?
と不安になる
直線に入って伸びるか伸びないか?伸びそうな雰囲気を一瞬感じるも、あ、これは沈む、とわかる
ヴェルトライゼンデはさらに後ろ
これはあかんわ…
となって先頭に目を向けた瞬間、抜け出したのはサンデーの勝負服


あ!!!
あーーー!!!!!
ディーナだ!!
ディーナが抜け出てる!!!!
勝つのか?本当に勝つのか!?!!??
うわっ、勝った!!本当に勝った!!!!
ついにこの日が来たんだ!!!


いや、本当に興奮した
感動した…
苦労している様子を見続けていただけに、ずっと応援してた馬がついに勝った時はこれほどの喜びを感じられるものなんだなと思った
予想を当てるとか展開を読むとか、そういうのって「俺はわかってるぜ」感を出してドヤりたい気持ちがメインだから、自己の承認以上の喜びはほぼないんだよね
勝算があろうがなかろうが、信じて応援する気持ちって、自分のための気持ちではないから、報われた日には変え難い幸福感がある
極端に言ってしまうと、実は馬券当てる楽しみって競馬の楽しみの中ではとても薄い部分なのかもしれないなと思った
とは言え馬券外してお金減ると悲しいから、応援する=馬券をしっかり買っておく、にはなるんだけどね
僕も今回は19.5倍を3枚で5850円配当なので、2700円引いて3150円儲けました


予想や馬券の方が楽しいなら、誰も馬主になんてならずに馬券買ってるはず
応援してる馬が勝つのを見るのが、馬券を取るよりも幸せなことだから、お金持ちは馬主になるのだろう
我々庶民は馬主になんてなれないけど、やはり競馬は推しを応援するに限る、そう思いました

セントライト記念を終えて

私が1番好きな馬、アスクビクターモアがダービー以来で走るレースだったので、前々から楽しみにしておりました。
もちろんビクターが勝つところを見たい。
しかし、本命は秋の菊花賞での勝ちなので、今回の仕上がり具合はどうなのかなと心配していました。
追い切りもあまり良くなかったという評判にもなっていました。
ただ、今回で頑張りすぎて、菊花賞で走れなくなるのも嫌だし、その辺りの匙加減は調教師の田村先生を信頼するしかないですね。


馬券の話をしときます。
レース前の考えとしては、ビクターはド本命。
これは私情もはいってる。
そしてビクターを上回れる可能性があるとすれば底が見えてない上がり馬のローシャムパークとガイアフォースという評価でした。
オニャンコポンやラーグルフも強いけど、よほど何か劇的な変化がない限り逆転は難しいと思っていたし、実際その何かはどうやらないようだ、という評価でした。
セイウンハーデスはそこそこ成長してるとは聞いてました。
オニャンコポンは、脚質的に今の中山で勝ち負けするところまでは厳しかろう、という判断もありました。
あとは中山適正、重馬場適正、現時点での実力を評価して、マテンロウスカイ、ショウナンマグマ、キングズパレス、サイモンバロンの4頭は消し
ベジャールは評価としては消さないけど、結局買いませんでした
買ったのは結局残りの8頭で、そのうち7頭が7着まで独占したので、大体悪くはない評価だったと思います
間違ったのはロンギングエーオを抑えたくらい
キングズパレスが8着だったのに消してたのは間違ってたかも


で、結果としては
ビクター負けて2着
ガイアフォースが競り勝っての1着でした


レースで気になったのは、
・ビクターはスタートでポジション取るために少し促されて脚使ってますが、ガイアフォースはスタートでほとんどプレッシャーかからなかったところ
・ビクターの後ろをガイアフォースはしっかりマークしてビクターを目標にしてたところ
・ガイアフォースは向正面から促し初めて、4コーナーですでにムチが入ってるのに対し、ビクターは4コーナー出口から促し始めゴール手前までムチを使わなかったところ
・追ってから1度差し返したように見えるけど、最終的には逆転されているところ
・そもそも仕上げ具合に差があったのか?というところ


ではひとつずつ
ビクターは弥生賞皐月賞までは掛かり癖があったけど、ダービーではかからず、今回もスタートでそこそこ押したけど掛からなかった
これは今後のためには大きいと思う
スタートでポジションが必要なのに、掛かりやすい、みたいな、レイパパレみたいな馬は結局うまくコントロールできないから勝てない
ビクターはその辺クリアできてそうなのは成果
しかし、スタートのガイアフォースのリラックス感はかなり憎らしいレベル


次、しっかりマークされてたけど、田辺からするとガイアフォースがどのくらい末脚持っているか正確には把握しきれてないのに対し、松山はどのくらいの距離でいつ仕掛ければビクターを上回れるかはかなり正確に把握していたと思われる
田辺としては並ばれてからGOサインでも負けないと踏んでいたはずだけど、実際はそうじゃなかった
つまりガイアフォースは周囲が思ってた以上に強いし、おそらくそれを知っていたのはガイアフォース陣営のみ
これはガイアのアドバンテージ
しかし、ビクター陣営はもうガイアフォースの力はわかった
次は田村先生が寝ずに考えて、ダービーの時みたいに、どの時点で何秒作っておけばガイアフォースやられないかは作戦として出てくると思う
今回は松山がうまかった


次、仕掛けのタイミングがかなり違っていたこと
とは言え中山巧者で、ビクターの脚も把握している田辺騎手の判断なので、今回の田辺のタイミングが遅いということではないと思う
ということはガイアフォースはかなりのロングスパートが利くようだし、ロングスパート勝負に持ち込まれるとガイアフォースが有利に見える
しかし、仕掛けは遅くはなかったとは思うけど、中盤をゆったりさせすぎた気はする。
菊花賞に向けて控えるところ、サインまで我慢することを覚えさせようとしたのだろう。
本番でビクターの逆転のためにはガイアフォースを振り切るペースが序盤から必要かもしれない


次、最終直線の追い比べ
一度差し返したかに見えたのは坂でガイアフォースがよれたからで、ガイアフォース坂は苦手かもしれない、という話が出ていた
そんな弱点があっても、今日の脚色は完全にガイアフォースが上だった
ムチの数は田辺は2回だけだし、そこまでバチバチに追っていた訳ではないのも確かだが、そこそこきちんと追っていたのも間違いなく
ロングスパートもガイアフォースが、最後の根性勝負もガイアフォースが上回るのであれば現時点でビクターはかなり厳しい立場と言わざるを得ない


最後の、結局仕上げに差はあったのか?
ビクターの方は余裕を残している
これから菊花賞までに確実に良化する
対するガイアフォースはどれほど仕上げたのか?
一週前はかなり追い込んでいたらしいが当週はゆっくり
体重+8キロで出ているから、メイチの究極仕上げではないのも確か
追い切りなどからはガイアフォースの方が仕上がってたのは間違いないけど、本番でビクターが仕上げれば上回れると言えるだけの差があるかは怪しい
何よりビクター陣営はこれで勝てると思ってたのをガイアフォースが上回ったんだよな


ガイアフォースは余力を感じさせる走りだったし、リラックスしてたから、3000に伸びたらよりガイアフォースの方が向いている感じがある
そして相手は関西馬なのに対しビクターは菊花賞が初輸送になるんだよねー
田辺はいい騎手だけど、阪神3000が向いているかというと、うーん
田辺は良くも悪くも気負わない騎手だけど、今回ばかりは田村先生と本気で考えあって、最高の作戦と騎乗を見せてほしいですね


神戸新聞杯組にはそれほどいい馬は出ないと聞いているし、菊花賞直行組には2頭いい馬がいるとは聞いている
ビクターは菊花賞でも本命に近い立場になるのは間違いないけど、ガイアフォースが1番人気になる可能性は高い
ビクターが菊花賞馬になれるかはわからないけど、少なくともガイアフォースに借りは返さないといけないね


あ、馬券の成績も書いておきます

馬券としてはビクター、ローシャムパークの2頭軸、
2頭目にはオニャンコポンとガイアフォースを加えた4頭、
3頭目はロンギングエーオ、ラーグルフ、セイウンハーデス、ボーンディスウェイの4頭を加えた8頭で、
全組み合わせで24通りの3連複を買いました
トリガミにならず、平均的に6000円ほどのリターンがくるように買う枚数を調整して計3500円、
さらにビクターの単勝100円と複勝300円を合わせて全部で3900円買いました
リターンは3連複1460円を4枚買ってたので5840円と、複勝120円を3枚で360円、合計6200円の配当でした
なので儲けは2300円です
しかし、10レースまでに500円買ったレースでQUOカード当たるキャンペーンがあったし、外れ抽選のカレンダーが欲しかったので午前に2レース買ってました
中京1レースは1、2着馬は抑えてたけど、馬単しか買ってなくて本命馬が2着だったので撃沈
5レースはリアルスティール新馬リッスンアップに期待したけど、レースで走れるレベルにないような気性で撃沈
計1000円を失ってたので1日トータルでは1300円のプラスでした


まあ、馬券はいいんだけど、ビクター負けたのはわりと残念でした