研究者って自称ギタリストと何が違うの?

クソ田舎助教から、政令指定都市に逃亡しました

凱旋門賞お疲れ様

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凱旋門賞でしたね。
日本馬は勝てないとか、馬場が違うからとか、コースが違いすぎるから挑戦する意味ないとか、色々言う人もいますけど、やっぱりしばらく前からワクワクして、楽しみにしていました。


スプリンターズステークス

でもその前に昼のスプリンターズステークス
これは難解でした。
いくら悩んでもわからない…
先週のオールカマーでも内外の極端なトラックバイアスでひどい結果になってたのがどうも引っかかる。
今週の土曜の中山の結果も、人気順からするとバラバラと言っていい結果が多発。
内前が有利なバイアスは残っているけど、外からもノーチャンスというわけではなくなっている馬場。
内前というだけで信頼はしきれない、しかし外は外で割引。
これは、また荒れるなあ、というのが第一印象。


予想

実力で言えばメイケイエールがトップだし、誰が勝つのを見たいかと言われてもメイケイエールなんだけど、セントウルで強過ぎたのと、枠が少し外なのが少し気になり。
順調な時ほどやらかすものだからね。



2番手前評判はナムラクレアだけど、不利があったわりには前走好走とは言え、突き抜ける強さを見せたわけではない。
3歳牝馬はムラがあるから、飛ぶのは普通にあるな、と思って信頼できず。


次はナランフレグを評価したけど、外回しじゃ届かないだろうし、内をうまく捌けないと勝つまではいかないんやろな、つまり展開に左右されそう。
実力があるから展開次第では、という感じ。


次はタイセイビジョンだけど、確証は別にない。
シュネルマイスターは外すぎる上に初の短距離だから実際は厳しかろう。
ウインマーベルもええみたいね。
という感じでやってくと、16頭中11頭に印が回る感じになり。
もうここまでくると、何が起きてもおかしくないんだよなー



3連複で抑えていくと買い目が膨らみすぎる上に、これでもすり抜けそうな予感がプンプン。
1番広く抑えられそうな枠連を中心に考えると、トリガミないように買えば総額が膨らんだ上に、やっぱりすり抜けそうな予感。
こうなるとメイケイエールの複勝一点勝負を考えたけど、オッズ低すぎなのよね。
というわけで、実質勝負は放棄することになりました。
これは当てようと思って買うレースじゃない。



一応ちょっとだけは買いたいから、メイケイエール関係のワイドを500円だけ買うことにしました。
直前にひとつ買い足して結局600円になっちゃったけど。


結果

で、メイケイエール飛んだし空振り。
事前に色々考えてた買い目は、もし買ってたとしてもどれも当たってなかった。
結局勝負から降りて正解だった感じです。
メイケイエールが負けすぎなのは心配ですね。
あとナランフレグはよく頑張ったと思う!
ジャンダルムは普通に切ってました…



凱旋門賞

で600円のマイナスを抱え、今日の本番凱旋門賞へ!


とりあえず日本馬を応援!
タイトルホルダーとドウデュースの単勝だけ買おう、と思ったら似た人多そうでオッズ安すぎ…
これだと勝っても馬券的な喜びは薄い…
ということで馬連ボックスにしました。

予想

血統的に1発あるんじゃないかと思わせるタイトルホルダー。
我がアスクビクターモアの生涯のライバル、ドウデュース。
ここは必ず踏まえる。
ディープボンドは好きだけど、タイトルホルダーを上回ることはあり得ないから買えない。
ステイフーリッシュは日本で実績足りないし、うーんという感じで結局買わず。



外国馬は、肘打ちで騎乗停止だけど1日のマジックで乗れるようになったスミヨンが絡みそうな予感がしてまずヴァデニを抑える。
大体そんなトラブルあった人って絡むものじゃん。
次に昨年のチャンピオン、トルカータータッソがいい感じで来てたし今回も重馬場なので抑える。
そして凱旋門賞牝馬、そしてG1を5連勝中のアルピニスタ。


ここまででいいかな、と思ったけど、ルクセンブルクが海外じゃ1番人気らしいと聞いて一応抑えとくか、となった。
計6頭の馬連ボックス、15点。
トリガミになる買い目5点を2枚ずつ買って計2000円の勝負。


結果

タイトルホルダーはよく頑張っだけど、さすが世界の壁は高いな、という感じでした。
馬券は当たって、スプリンターズステークスのマイナスも取り返して1日トータルプラスで終わりましたが、日本馬の惨敗っぷりを見ると、当たって嬉しいという感じはあんましなかったです。



タイトルホルダーは日本では圧倒的だったけど、ひとつ思うのは、エフフォーリアが調子を崩してなくて全盛期の力があったとしても、宝塚記念でタイトルホルダーはエフフォーリアに勝てたんだろうか、という点。
今の日本馬、強く見えるけど、能力全開に発揮している全盛期の馬同士のライバル対決というのは、今年はほぼない気がしている。
昨年のコントレイルとエフフォーリアの対決とか、一昨年のアーモンドアイとコントレイルとデアリングタクトの対決とか、本当にどっちが勝つんだ?みたいなのがない。
調子いいなら強いけど、調子悪くて負けた、とか、トラックバイアスを覆せなかった、とかそんなので有力馬が勝ち負けしてるだけに見える。



思えばロンシャンの重馬場が合わない、という話は結局、国内でもトラックバイアスを覆せない、って話と繋がっているような気もする。
トラックバイアスがあろうが大外だろうが気にせず圧倒的な能力を発揮できる、それこそディープインパクトオルフェーヴルのような馬しか、結局は凱旋門賞では勝てないのだろう。
10年に1頭は出てくるのだから、またそんな馬が現れた時に勝てるように挑戦して欲しいなと思います。


それにしても勝ち馬のアルピニスタ。



前足の繋ぎがすごく短くて立っている!
馬場を問わないオールラウンダーと言われてたけど、ダート馬かと思うような立ち繋ぎは、やっぱり考えるものがある。
ドロドロのロンシャンを物ともせず走るにはダート適正があるといい、なんて言われることもあるけど、アルピニスタの繋ぎを見るとあながち的外れでもない気がしてきた。



ディープインパクトくらいの圧倒的な能力があって、長距離もこなせる適性があった上に、こんな繋ぎをしている重馬場巧者が現れた時に勝てるのかもしれないね。



ヒートオンビートやイクイノックスも立ち気味だけど、アルピニスタほどじゃないのよね。
ドゥラメンテが行っていたらいい勝負したのかもなー