同級生の出世
大学での同級生が 4 月から東大の助教になってました。
軽く衝撃をうけました。
彼も同い年だから 29 歳だね、たぶん。
確かに学科で一番優秀だったし、DC1 とってたし、ポスドク先も日本の至宝のとこだったし。
まあ彼ならおかしくないな、さすがだな、って感じです。
しかし、非東大出身者が東大の先生になるって、改めてすごいことだなあ、と思います。
京大のクライオ電顕で有名な F 吉先生だって、名大出身で京大の教授ですもんね。
アクアポリンはいま高校生物の教科書にも載ってますもん。
彼も阪大出身で東大助教か、うーん、F 吉先生並みなのか。学士院賞なのか。ヒゲはやすのか?
そういや、彼の夢は、「生物の教科書に自分の名前を赤字で載せる」って言ってたもんな。
まあ学部 1 回生の時とか、そんなだから、いま考えたらかわいいけど。
しかし、僕といったいどこで差がついたのか。
こっちは辺境の末端助教ですよ。
田山花袋ですよ。
田舎教師ですよ。
いや、差がついたというか、最初からあった差が広がっていく一方なだけか。
最初からの変化の割合も、初期値も違うから、時間が経つにつれて絶望的な差になるんだな。
というか、よくよく考えたら俺別にそんな頑張ってないもんな。
うん、何もがんばってない。
うーん、じゃあここで奮い立たせて何かがんばろう、ということで。
どうやって彼から研究費をわけてもらうか、真剣に考えよう。
東大の先生ならそういうとこもこれから深くかかわってくるはずだ、と期待。
毎年お中元でも送ろうかしら。