ステップアップしたいよね
ちょっと不安な気分になって書いた増田がまあまあ伸びてる。
んー、なんかね。
不安です、やっぱ。
研究費が残りわずかになると不安。
田舎なのでディーラーがあんま来なくて、試薬注文しても一週間くらい放置されたりすると不安。
でもね、さっき試薬が届いて落ち着きました。
よし、これで研究できる、と。
ちょっと予想と違う結果が出て、少しの方向転換をしようとするだけでいろいろ買わなきゃいけないからこんなお金減るのね、と思うと萎えたし、その萎えをすばやくリカバーできるようにはやく実験やり直したいのに、なかなか新しい試薬は届かなかったのね。
でもま、ようやく来たからよかった。
これでできる、大丈夫、将来のためになることをできてる。
まあ、焦ってもしょうがない。
いまいる場が、自分の能力にあった場なんだろう。
実力をしっかりあげていけば、自然とステップアップはできるはず。
(認知されるだけの成果を出して、学会とかで顔を売っておけばね)
とりあえず、後期の残りの授業準備はお正月で終わらせちゃおう。
実験するぞ!
研究費申請するぞ!
成果出すぞ!
脱出するぞ!
学生の将来の夢ってなに?
科研費出しました。
期待度は、、、まあ、もう忘れよう。
そうだ、せっかくうんうん考えて書類作ったのだし、民間のを出そう。
それに期待しよう。
さて、なんか「仕事をする理由が無い〜日本人の目標は「楽をする事」なんじゃないか」こんな記事を読んだので思ったことをば。
僕は一番最初の授業で白紙を配り、「なぜこの学校に入ったのか、将来の夢は何か、これから卒業まで何をしていくのか」のようなことをなんでもいいから自由に書きなさいと言います。
すると将来の夢はだいたい、「食品系の企業に入りたい」「製薬系の企業に入りたい」「化粧品系の企業に入りたい」「進学したい」「特に夢はない」くらいしか出てきません。
「こんな企業に入りたい」は、立派な目標なので文句を言われることではないんですよ、もちろん。
それは素晴らしいことなんですよ。
でもさ、企業に入るのが夢って、どうなの? といつも思ってしまう。
就活が始まるような年頃の子なら、まあそれも仕方がないんでしょうけど、一年生でそれってどうなの?
もっとバカっぽい夢を書いてくれないものかなあ、といつも思う。
いつもって言ってもまだ 3 つくらいしか授業受け持ってないけどね。
「野球選手になりたい」「世界征服」「プリキュア」「ビッグになりたい」
子供の夢のほうがよっぽど夢だし、先があるし、あるいはなさ過ぎて深く考えざるを得ないし、突き詰めれば発展して生涯人生を豊かにしそうな気がするのは、俺だけなんだろうか?
まあいい年になっても、いつまでも口だけで具体性が出てこないと、“バカっぽくていい夢”で済まずに、ただのバカになってしまいますが。
でも、それでもいいと思うんですよ。
なんかこう、ほとばしる感情というか、憧れと焦燥というか、そういうものこそが夢だと思うんですよ。
もっと、感情的な欲求なんじゃないかなって思うのです。
だからつまり、夢を書いてって言う意味は、もうちょっと具体的に建前っぽくするなら、「どういう人間になって、何を為したいのか」という部分なわけです。
「製薬会社に入りたい」は正直言うと夢のための手段でしかない気がする。
好きなことが職業じゃなくて趣味でも構わないと思うし、行為じゃなくて「こんな時間が好き」「こんな空気が好き」でも構わないと思う。
そういう瞬間を得るために生きて、生きるために割り切って仕事する、っていうほうが、よっぽど素直でいい夢な気がするんだよなあ。
「夢=職業でなければダメ」、という固まった考えを打破できたらいいなって思う。
職業を夢にするのも、それはもちろんいいんですよ。
いいんだけど、全員がそれを掲げて、真に心の中にある形にならない欲求を、夢と思わないっていうのはどうなんかなって思うんです。
その、くだらない欲求こそが、あなたの夢だ、って威張って書いてくれていいんですよ。
そういうの、大事にしてほしいなって思います。
そういう考えが広まれば、もっと自由な発想が増えて、もっと面白い世の中になっていくんじゃないかなー、とか思ったり。
その点、我々研究者は、極度の夢見がちなバカなので、院生時代に親戚のオバチャンとかにバカにされるんですよね、、、、
へえ、まだ勉強すんの! よっぽど勉強好きなんやなあ! ってね。
学力試験がなかったら、今の人生はあったのだろうか?
大学入試の二次試験から学力試験をなくす、とかなんとか。
まあ実現しないとは思うけどもいろいろちょっと思った。
二次に学力試験がなかったら、俺の今の人生はあったのだろうか、と。
一応旧帝大卒だから、世間的には高学歴なんだろうけど、しかし俺もそんな学業優秀だったのかと考えると若干疑問である。
完全に二次試験型でセンター試験は大の苦手だった。
センター試験と二次試験の配点比が二次重視の大学ほど合格判定がよく、センターの比率が上がるほど合格可能性が下がるという、三次関数みたいな合格可能性曲線を描いていた。
(上過ぎたら下がるし下過ぎても上がるからね!)
二次試験に学力試験をいれない、ってことはつまり学力試験はセンター試験だけで、あとはイケメン順に合格ってことでしょ。
俺もう無理じゃん。
絶望的じゃん。
今の人生絶対なかったわ。
とも思ったが。
研究力に頭の良さはまあまあ関係あると思うけども、大学入試の成績と研究力にそこまで関係があるとは思わないわけで。
学部の成績がいいやつが必ず研究できるわけじゃないよね、とはみんなもよくわかっているところで。
研究で自分の道を拓いていった人の人生は、入試の方法に左右されないのかもしれないとも思う。
俺の場合でも、学部の入試がだめでも院試でいわゆるロンダして、それなりのところでそれなりに研究して、結局いまの人生は掴めたのかもしれない、とも思う。
なんだろう、学力入試があったほうが確かに公平だとは思う。
しかし、結局研究職に残る人間って、大学入試のシステムで変わらないような気がするんだよな。
実際さ、大学入試用の勉強はしなかったとしても、自分の興味のある研究に直結するようなことだけはめちゃくちゃ勉強するやつはいっぱいいるし、頭はいまいちよろしくなくても、情熱と努力と体力だけは人一倍ってやつもいる。
W田がイケメンリア充ばっかとるなら、T大はアスペでも鬱にならないメンタルを持ってて研究ばりばりやれるやつだけとるぜ! ってのもありなわけでしょ。
研究力を落とさない人材を、人物で取ることも可能じゃないのかな。
ボランティア活動や部活動を数値化して機械的にやるものしか認めん、とかならかなり白痴国家になるけども。
うーん、どうなるんだろうね。
まあ、入試が変わったせいでみんな勉強をしなくなって、基礎学力がおしなべて低くなってしまうのならそれは問題だけどね。
入試の負担が減った分、好きな勉強をしてました、ってやつが増えるならよいことだしな。
まああれだ。
いまのシステムだったから、いまのお嫁さんに出会えたのかな、と思うといろいろ愛しい気はしますけどねえ。
時計
僕の居室は、前年度まではセミナー室かなにかだったらしい。
壊れた時計が最初から壁にかけてあった。
着任した当初に、治せるのかなと思って時計を壁からはずしてみた。
ちょうど時計に隠れるように、壁に「猫かわいい」みたいな落書きがしてあった。
時計をあけると、液漏れで緑色になった電池が入っていた。
なおすのも、はずすのも、なんか違うと思った。
そのままそっと壁にかけなおした。
止まっている時間は3時半あたり。
質問にきた学生が夕方になって、「え、あれ止まってる? え、ほんとはもうこんな時間!?」となるのは鉄板のリアクションだった。
僕のせいじゃない。
学会で昔もらった、シグナル伝達のマップとかのポスターを、夏に壁に貼って落書きが隠れるようにした。
その時に時計をようやくはずした。
後期から配属されてきた女の子が、「先生、部屋に時計が欲しいです」と言い出した。
星野真理風のかわいい子だ。
「時計、あるにはあるんだけど壊れてるんよ」と言ってあの時計を渡した。
彼女は緑色の塊をはずし、電極を磨き、僕のエネループを奪って時計を再生した。
さすが工学系。リケジョ。
「もう先生、やる気の問題ですよ」
と言って、壁のポスターもはがして貼りなおして位置を調節し、ちゃんと元の場所にかけてくれた。
なんか、ええなあ。
ええなあ。
学生がいるって、ええなあ。
世話やかれてる、俺。
Mの血がさわぐ。
ただあれだ、学生が女の子しかいないと、居室のドアをしめるとか、何かに同行させるとか、ちょっとした行動がセクハラと言われるんじゃないかとびくびくする。
嫌われるとセクハラでっちあげられるかもしれないから、気を付けよう。
学生時代の指導教員の教え、「ドアはしめるな」をがんばって守ります。
シンポジウムにて
この地方の同業者が集まるシンポジウムに出ました。
学生時代、となりのラボでポスドクから助教になっていた先生も、この地方に移っていたのでお会いしました。
俺「研究費ってどうやってとればいいんですかねー」
A先生「そんなの俺が聞きたいよー。とにかくいろいろ出すしかないんじゃない?」
俺(え、さっきスタッフ4人雇ってるとか言ってなかった?)
このシンポジウムの世話人で、今回僕を誘ってくれたB先生にも懇親会で話を聞く。
俺「研究費ってどうやってとればいいんですかねー」
B先生「どうするんだろう、とにかくいろいろ出せばいいんじゃない? まずは若手 (B) 取れないと何もとれないし、若手 (B) からだね」
若手 (B) 取れないと何もとれないっていう「何も」がどの範囲なのか気になりますが…
B先生「出身研究室の先生が振り分けてるお金とかあるんじゃないの? 調べてみたら?」
俺(ないです…)
ま、とにかく目につくものなんでも出せばいいんでしょ、出せば。
うん出すよ! なんかとるよ! ちょうだいよ!
うわーん!!!
しかし、ひとりラボでひとりで田舎に閉じこもっていると頭も目も死んでいくので、こういう場でいろんな方と話せたのはありがたかったです。
モチベーションになった!
授業にまけずにがんばるよ!
科研費申請かあ、研究費かあ。共同研究したいなあ。
科研費の申請が始まったようですね。
ポスドク時代に一緒だった先輩が、いまは某地方国立大学で講師をしているので、電話してみた。
先輩も俺と同じく、4 月からのラボ持ち講師らしい。
俺「お久しぶりです。科研費どうしますか? つうかどうしてるんですか?」
先輩「あ、始まったん? そーなん? 分担とかせずに、各々若手 (B) 狙いでいいんじゃね?」
俺「あれ、そういや先輩、スタートアップ出さなかったんですか?」
先輩「ポスドク時代に、事務の人が勝手にアカウントとってたから権利がなかった」
俺「まじショックじゃないですか。研究はどうなんですか?」
先輩「うちの大学内に某研究機関があるのだけど、場所がそこってだけでうちの大学とコラボってるわけじゃなかったので、そこと話して共同研究っぽいことすることになった」
俺「結局いくら研究費あるんですか?」
先輩「その機関がくれたのと、学長の裁量経費と、あわせて 300 万くらいかな」
俺「うちなんて財政難で裁量経費新規の募集なしですよ。俺の今年の研究費 38 万…」
というような話から始まり。
俺「やっぱ生活も慣れてないし、授業負担もけっこう大変だし、独立してるから誰も教えてくれるわけじゃないし、やっぱりいきなり今までと違うことできないですよねー。こつこつ今までのようなことやるしか」
先輩「いや、俺もそうやで。教授はいるけど、一応 PI 待遇やし、全部ひとりやで。授業俺も大変やった」
俺「ああ、同じようなもんなんですねー。俺、後期授業 3 コマっすw」
先輩「とにかく、その機関でしか、その場所でしかできないことを探してやるしかないよなー、そうでないとここにいる意味がないから。俺はその、某機関がここの大学にあるっていう利点を生かしていくつもり」
俺「うーん、ここの場所は… なんもないっすねえ… つうか、共同研究ってどうやるんですか? 俺金もないし、提供できる技術もないし、俺ができることって同じ分野の人ならだいたい誰でもできますよね… 俺とコラボる利点が相手にないと思うんですよ」
先輩「出身ラボに立派な MS があるし、あのプロテオームの力はかなりやから、そういう部分を出身ラボにお願いする、って形が、まあ一番あり得るんじゃないか」
俺「なにも提供もできないですしね… かと言ってテーマくださいとか言うのもおかしいし。これやってください、ってお願いくらいしかないわけですね」
先輩「でも、旧帝大じゃないような、近くの大学のほうが、コラボはしやすいかもなあ。学外で絡む利点が相手にもあるはずだし」
俺「俺このままじゃ、ポスドク時代より研究時間ないし、1, 2 年に 1 報書くくらいしかできないと思うんですよ。独立してるから、ほかの先生の仕事に名前入れてもらうとかもできないし。まじ共同研究して手を広げられたらいいんですけどね」
先輩「G 先生とか W 先生とかその地方にいるし、つながっていけたらええんちゃうかー。とにかく金をとらないと何もできないし、コラボもしにくい。科研費はもちろんとして、民間のとにかくいろいろ出した方がええで。先輩で若手 (B) 通った人の申請書、参考までに送るわー」
俺「あざっす。先輩、コラボりましょうよ!!」
先輩「無理無理! 俺も手一杯!」
うーん、俺の前途は暗い…
とりあえず日曜から新婚旅行にいってきます。
学生へのテーマの与え方は?
研究室の改装が始まった。
これで 1 か月半ほど、完全に実験はストップします。
慣れない授業や委員会をこなしつつ、研究費もなかなかつかず、実験できねーって言いながら過ごしていたので、夏休みは実験するぞ! なテンションではあったのですが。
まあ、自分じゃ何ともならんことなので仕方ないです。
院生時代にも建物の改修はありましたが、あの時はちょっとずつ改装が進んでいったので、こっちに間借りしては改修し、完成しては引っ越して、また引っ越してて、、、みたいな感じで、完全にストップはしないようにされていたのですが。
あれはまあ、帝大ですからね。
こんな田舎の学校じゃ、夏休み? 学生いないんだから工事ヤッチャオウヨ! 的な考えなのでしょう。
部活の学生も、研究してる学生もいると思うんですけどね…
まあいいや。
そんななか、学生が 2 人やってきました。
卒研配属の前に、半年間だけ研究室に所属して、まあなんていうの。実験しましょうって単位があるみたいなのです。
研究の真似事というか体験というか、要は卒研ほど大変じゃない感じで、一通り卒研ぽいことやってみましょう、半年で、ということみたい。
あんまり大したことはできないかもしれないし、まだまだ知識も技術も足りないだろうから大変そうではあるけど、楽しそうでもある。
しかし、ここで鍛えてみっちり仕込んだからと言って、卒研配属で来てくれるかは未定だそうな。
うーむ、鍛えることにあんまり時間を使っても、こっちに利益はないかもしらんのね。
じゃあテクニシャン的な扱い方をしたほうがいいのか?
しかしまあ、どんな単位であれ、とにかく完全に 1 人ラボで、誰にも会わずに過ごす生活は終了できるみたいだ!
やった!
1 人ってなんとも張りがないし、手も足りないから何も進まないし、何も頼みごともできないし、で、不便だったのでね。
学生が来てくれるのは大変ありがたい。
まじでありがたい。
新任だから、学校の雰囲気とかも聞けるしさ。
他の先生のうわさも聞けるしさ。
この町のおもしろい場所とかも教えてもらえるし。
それで、肝心のこの単位の方針としてはですね、テーマ設定を自分でさせよう、という部分もあるみたいなのですが、実際論文の調べ方も論文の読み方も知らない学生には無理があると思うんです。
どの程度自分で考えさせて、どの程度こちらから与えればいいのだろう。
他の先生に聞いてみたところ、論文にもならない科学クラブ的なことをさせている先生もいました。
ええっ?
限られた研究費で、しかもそれ税金ですよ? そんなんでいいの?
それやらせて何が残るの?
な違和感がすごいありありで。
なんだそりゃ。
もうちょっと研究のできる先生に聞いてみたところ、
「学生が言ってくるのは荒唐無稽で夢物語だから、学生の話は聞くだけ聞いて、あまり振り回されないように気を付けてください」
とのこと。
「夢物語な話でも、自分から何か言ってくれたらいいんですけど…」な雰囲気な学生だったので、そこまで行くのかしらと、これもまた悩む。
「失礼ながら、新任の先生の研究室に行く学生は、そんなにやる気があるとは思えないので…」とのこと。
なるほどね。
実際、来てくれた学生は、
俺「何かしたいことある?」
学生「いえ、何も」
俺「最近の授業でおもしろいと思ったことはある?」
学生「授業はおもしろくないですね」
俺「なんか将来の夢とかはある?」
学生「とりあえず卒業ですかね…」
な感じだったからなあ。
やっぱり、こちらから与えるべきか。
だって、学生がちょっと「へええ」って言うだけで、それ以上やる意味もない科学クラブは嫌だから。
で、むかーししたブクマを思い出すとこんなのがあります。
「優れた研究テーマ」はどう選ぶべき?
Molecular Cell 上に掲載された、「テーマの選び方」に関する論文? コラム? を解説してくれているんですが。
ここでは詳しく書きませんが、このページには、
「研究者人生のステージによって選ぶべきテーマ種は異なる」
と主張していて、
院生ならば「簡単だが重要度の低い」テーマ
を選びましょう、としています。
それに加えて、
駆け出しの独立研究者(PI)は、自らのオリジナリティと存在意義をを示すために、数年単位のテーマを選ぶ必要に迫られます。加えて、何人もの学生を訓練しなくてはなりません。ゆえに、小課題に分割可能な「達成困難でかつ実りの多い」テーマ(Grand Challenge)を追求するのが適切としています。
と、書いてあります。
キーワードは「分割可能」。
いちいち納得できる話ではあるのですが、そうするとつまり、学生へのテーマの与え方は?
小課題に分割可能な「達成困難でかつ実りの多い」テーマ(Grand Challenge)で、その小課題は「簡単だが重要度の低い」テーマ
ということになる、んですね。
そりゃそうだよね。
え?
小課題が簡単で重要度が低いのに、寄せ集めると達成困難で実りの多いテーマ??
んー、そりゃ難しい。
だって、その小課題を寄せ集めても、なかなかきれいに寄せ集まらないのが現実ですよね。
なのでいくら学生が頑張っても大きな成果には直結できなかったり。
しかし、それができたら即「実りの多い成果」に組み込めるような話なら、すでに「簡単だが重要度の低い」って話にはならなそう。
まあ、自分やポスドクがやるなら、そういうテーマ設定でいい訳なんだけどね。
そう思うと、学生へのテーマ選びって、実りの多いものにしようと思うと、自分のテーマ決め以上に難しい気がしてきた。
どう小分割するか、がセンスの見せ所なのかもしれない。
それによって、こういう小さな仕事をさせる学生の成果が、消えていくのか残されていくのかが決まるんだろう。
税金もらってる立場としては、絶対に残さないとですね!!
さあて。
そんなわけで、夏休みがあけて、はやく実験再開できないかなーとうずうず。
そのためにも、研究計画と、後期の授業準備はいまのうちに完璧に終わらしておこうか、と画策中。
研究室入れなくなってもがんばるぞう!